
寝つけない原因は、
単純に「寒いだけ」かもしれません
「布団に入ってもなかなか寝つけない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」
そんなお悩みがある方は、もしかしたら寝具や室温が原因かもしれません。
私たちの体は、眠る準備として深部体温を下げ始めます。
けれど、外気や布団の中が冷えすぎていると、
体は「寒さに耐える」ことを優先して、うまく眠りに入れなくなってしまうのです。
羽毛布団の保温性は、少しずつ落ちていく
特に気をつけたいのが「羽毛布団」の経年劣化です。
羽毛は湿気や圧迫に弱く、数年使い続けると
中の羽毛がつぶれて、空気を保つ力=保温力が下がっていきます。
見た目にはふっくらしていても、
実際には“ぬくもりをキープできない”状態になっていることも。
「いつから使ってるっけ?」と記憶にない布団は、
思いきって買い替えやリフォームを検討するタイミングかもしれません。
室温は25℃前後がベストバランス
眠りやすい室温は、一般的に「25℃前後」と言われています。
冷えすぎず、暑すぎず、呼吸もしやすい快適な範囲です。
寒い季節、「暖房は体に悪いから切って寝たほうがいい」
そんな話を聞いたことがあるかもしれませんが、
実はこれ、はっきりとした医学的なエビデンスはありません。
むしろ冷えすぎた環境で体がこわばり、
浅い眠りが続いたり、夜中に何度も目が覚める方が、
睡眠の質を下げてしまう恐れがあります。
冷え対策は、
体ではなく「空気と寝具」から
冷え対策というと「厚着をする」「湯たんぽを入れる」と思いがちですが、
まずは室温・湿度・布団の保温性など、
“環境そのもの”を整えることが効果的です。
◎羽毛布団の買い替えタイミングを見直す
◎室温を20〜25℃に保つよう暖房や加湿器で調整する
◎寝室の窓際から冷気が入るなら断熱対策も検討する
ちょっとした工夫の積み重ねが、眠りの快適さを大きく変えてくれます。

「なんとなく寒い」を放置しないで
睡眠の悩みを深く考える前に、
まずは「布団と部屋、冷えてない?」と見直してみてください。
寒さは思った以上に、眠りの質を悪化させてしまいます。
そして、長年使っている寝具は、
あなたが思っている以上に「ぬくもりを保てなくなっている」かもしれません。
まずは今夜、ふとんの中の暖かさに、ちょっとだけ意識を向けてみてください。
それだけでも、朝の感じ方が少し変わるかもしれません。
