― 逆流性食道炎をやわらげる“よく噛む習慣”
こんにちは。
今回は、逆流性食道炎に悩む方に向けて、
とてもシンプルだけれど大切な食事習慣のお話です。
それは「よく噛んで食べること」。
「食べるものに気をつけているのに、なかなか症状が落ち着かない」
そんな方は、ぜひ一度「食べ方」にも目を向けてみてください。

よく噛むことで、消化が助けられる
噛むことには、大きな意味があります。
まず、しっかり噛むことで唾液が分泌されます。
この唾液には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれていて、
食べ物の分解・吸収を助ける働きがあります。
つまり、よく噛む=口の中で消化を“先取り”するということ。
その結果、胃に届くころには食べ物が細かくなり、
胃酸が過剰に分泌されにくくなる → 胃酸の逆流も起こりにくくなる、
という流れが期待できるのです。
日本人は、実は“噛む回数”が少ない傾向にあります
日本食は消化に良いと言われることも多いですが、
柔らかく煮たり、小さく切ったり、
あまり噛まなくても食べられるものが多いという一面もあります。
そのせいで、現代の食事は「噛む回数」が昔に比べて激減しているという研究も。
とくに早食いの方は注意が必要です。
噛まずに飲み込むことで消化器への負担が増え、
胃酸が逆流しやすくなるだけでなく、食べすぎや血糖値の急上昇にもつながります。
一口20回以上、意識して噛む習慣をつけましょう
「よく噛むって、どのくらい?」という質問をよくいただきますが、
目安は“一口につき20〜30回”。
これを意識するだけでも、胃の負担はかなり軽くなります。
さらに、ゆっくり噛むことで食事そのものを味わえるようになり、
満腹中枢も早めに刺激されて食べすぎ防止にも。
まさに一石二鳥、いや三鳥です。

まとめ|よく噛むことは、逆流性食道炎の“基本”です
薬や食材選び、生活リズムの見直しも大切ですが、
まずは「食べ方」から変えてみる。
それが、逆流性食道炎の根本改善につながる第一歩になります。
スマホを見ながら急いで食べるのではなく、
ひと口ひと口、よく噛んで味わう。
それだけで、胃も体も、ぐっとラクになるかもしれません。
今日のごはんから、ぜひ「噛む回数」を意識してみてくださいね。
