「逆流性食道炎は、食べすぎや脂っこいものを控えましょう」とはよく言われますが、
とはいえ「油ものが好き」「揚げ物を完全にやめるのは無理」という方も多いはず。
そんな方にぜひ取り入れていただきたいのが、
毎日の料理で使う油を「オリーブオイル」に変えることです。

胃酸の逆流は“油の種類”でも変わる
油を使った料理はどうしても胃に負担がかかりがちですが、
オリーブオイルを使った料理は、逆流性食道炎の症状を起こしにくいと言われています。
実際に、
「オリーブオイルで調理したものなら胸やけが起きなかった」
「食後のムカムカが明らかに減った」
といった声も多く聞かれます。
これは、オリーブオイルを摂取したときには
胃の中に食べ物がとどまる時間が比較的短くなる傾向があるからだと考えられています。
胃に食べ物が長く残っていると、胃酸の分泌も増えてしまい、
逆流性食道炎の原因になりやすくなります。
つまり「油を控える」だけでなく「油を変える」というのもひとつの対策になるのです。
オリーブオイルは“便秘改善”にも効果あり
さらに注目したいのが、オリーブオイルが「便秘の改善」にも効果があるということ。
オリーブオイルの主成分である「オレイン酸」は、
小腸で吸収されにくく、腸内にとどまりやすい性質を持っています。
これが腸の潤滑剤のような働きをして、腸管の動きをサポートし、排便をスムーズにしてくれるのです。
便秘が続くと、腸にガスがたまり、胃腸全体の働きも鈍くなってしまいます。
結果として、胃酸が排出されにくくなり、逆流性食道炎のリスクも高まります。
つまり、便秘の解消がそのまま逆流性食道炎の予防につながるというわけです。
毎日の食生活に取り入れやすいのも◎
オリーブオイルは、炒め物、サラダ、パンにかけるなど、どんな料理にも手軽に取り入れられます。
取り入れ方の例:
✅サラダにそのままかけてドレッシング代わりに
✅野菜や魚をオリーブオイルで軽くソテーする
✅朝食のパンにバター代わりに塗る
✅納豆や豆腐に少量かけるのも◎
また、エクストラバージンオリーブオイルには抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれており、
健康効果の面でも非常に優秀です。

まとめ|“控える”のではなく、“選ぶ”発想で
逆流性食道炎の対策というと、「○○を食べない」「脂質を減らす」など、
どうしても“制限”のイメージが強くなってしまいます。
でも、今回のように「脂質をまったく避ける」のではなく、
「体にやさしい油に置き換える」という方法なら、
無理なく続けられて、症状改善にもつながるのです。
“油を変えるだけ”──
それだけで、食後のつらさや胃のムカムカ感が軽減するかもしれません。
ぜひ、毎日のキッチンに“オリーブオイル”を取り入れてみてください。
